ワニ肉は次世代の食材 !?

横浜に専門店オープン「癖なく、良い肉質」
日本ではなじみの薄い「ワニ肉」を専門に扱う料理店「MOSH+」(モッシュプラス)が、横浜市神奈川区にオープンした。ワニは養殖に伴う自然破壊が少なく、肉質も良いことから、ワニ肉を「次世代の食材」として普及させたいという。(志村彰太)
2010年に開業したこの店はもともと、オーガニック食材に特化し、小麦粉や卵を一切使わないスコーンなどを提供するカフェだった。
5月から、豪州食材を扱う商社「バセル」(東京都大田区)が店にワニ肉の提供を始め、業態転換した。
バセルの長友隼人さん(30)によると、調達しているのは豪州のイリエワニの肉。
変温動物のワニは消費カロリーが少ないため、餌が比較的少なくて済み、豚や牛、鶏を育てるよりも環境負荷が軽い。
また、魚に豊富なドコサヘキサエン酸(DHA)などの成分も含んでいる。味や食感は鶏肉と魚の中間で、あっさりしている。
店では、ワニのヒレ肉を特製ソースで味付けした3種類の料理を500円で販売している。
長友さんは「世界的に人口が増える中、畜産の仕組みは限界に来ている。文明開化の地、横浜からワニ肉文化を広めたい」と意気込む。将来的には、国内にワニの養殖場も構えたいという。
店は火、木曜午後8~11時に営業。店主の林かおるさん(44)=横浜市中区=は「癖がなく健康に良いワニ肉を、一人でも多くの人に味わってほしい」と話している。


