北國新聞 21面

澄んだ「友禅」の旋律
赤羽ホール 斎藤、アンリさん公演
バイオリニストの斎藤アンジュ玉藻さんとピアニストのイヴ・アンリさんが六日、金沢市の北國新聞赤羽ホールでデュオリサイタル(北國新聞社など後援)を行い、初演となる「加賀YUZEN」など五曲で澄んだ旋律を響かせた。
アンリさんが加賀友禅を題材に作曲した「加賀YUZEN」では、和と洋の雰囲気を融合した優しく温かい音色が広がった。バッハの「無伴奏パルティータ第二番」では、斎藤さんが五楽章からなる物語を豊かに描き、アンリさんはショパンの「ノクターン」などで華麗な音色を広げた。
最後のベートーベンのバイオリンソナタ「クロイツェル」では、バイオリンとピアノの激しい掛け合いの後、歓喜に満ちた旋律を広げ、華やかに締めくくった。
![]()


