日刊ウベニチ 4面「04春夏東京コレクション」

女性の強さにじませる

ハードでセクシーだった先シーズンから一転、甘くロマンチックなソフトファッションが台頭した04春夏東京コレクション。個性豊かなデザイナーたちのファッションから来年のトレンドを占うコレクションリポートの後編です。

今シーズンの大きな特色は「フェミニン」です。シフォンなどの柔らかな素材で胸元やすそにフリルをつけてたフワフワ、ヒラヒラした服が目を引きましたが、単なる甘さに終わらず男にこびない女性の強さ、しなやかさを“隠し味”にしている点がこれまでと違います。

20から70年代までのレトロな時代のスタイルを現代風にアレンジするのは、コレクションでよく見られることですが、チェックや水玉のワンピースなど、50年代調のスタイルをポップに味付けしたのがミチヨイナバ(稲葉みちよ)です。
“小粋でちょっとスイートでリッチに遊び上手な大人”といった意味を込めた「ラディダ」をテーマにしたコレクションは、活発な現代女性にふさわしいポップな色と洗練された和の感覚がはじけました。
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