神奈川新聞

新作は「地球の鼓動」
横浜を拠点にするファッション・デザイナー稲葉みちよさんが東京コレクションで発表する「TERRA~地球の鼓動」の素材が完成した。ウォッシャブル・シルクで、アナログとデジタルの“融合”素材。新作は横浜の赤レンガ倉庫オープニング・イベントの一環として、5月28日同倉庫1号館でのファッションショーで公開される。

アナログとデジタル 融合の新素材

素材となるウォッシャブルシルクは「家庭で洗える絹のドレスを」と顧客の夢と稲葉さんの考えから、昨シーズン開発された。 今回は、この素材に、東京の捺染メーカー「ウペポ・ディーマジ」が開発した専用インクで、横浜の大地をモチーフとした写真をデジタルプリントした。「手捺染だと型起こしなど行程が複雑化する」(稲葉さん)がデジタルプリントを採用した理由。 シルクの素材に鮮やかに赤レンガ倉庫やみなと未来地区の花畑が映える。
発表を控え、最終段階に入っている新作は「癒し系というより地球の力強さを強調した」デザイン。生地のコンビネーションを生かし、シンプルな着やすさが狙いという。
2002~2003秋冬東京コレクションに発表の舞台を赤レンガ倉庫に選んだのも「横浜にこだわってみたかった」からという。 毎回、ユニークな構成のショーだが、今回も新作のほか「生活とファッションを溶け込ませたい」ため、半導体内蔵健康アクセサリー、電動スクーターのミチヨイナバブランドも発表する。
稲葉さんは神奈川新聞ホームページ・パンテオン神奈川にエッセーも掲載している。