Bay M・A 2001 JAN . VOL . 52 1月号 21世紀に向けて、ミチヨイナバが提唱する『YURAGI』

ミチヨイナバが発表した2001年春夏コレクションは小松織物工業共同組合と花王のエマールと共同開発した"洗えるシルク"を使用し"揺らぎ"をテーマにした作品。

これまでも自然素材にこだわりシルクを多用してきたが「自分で洗えないのがねェ」という顧客の声に応えるために、今回、素材の開発に挑戦。加賀友禅を手掛ける小松織物工業協同組合の職人の技や知恵と、花王のテクノロジーを結集し、洗っても風合いが崩れないシルクを完成させた。

スタイルは、軽やかで気易そうなものが多く、尾形光琳をモチーフにした波や揺らぎを織りやプリントで表現。艶と奥行きのある日本伝統の絹の美しさが、モダンで機能的な洋服に活かされている。基本コンセプトである"リッチな不良"、"相対性の魅力"に、服を水洗いする気持ちの良さをのせて、軽やかで"ゆらぎ"ある服の数々を見せた。