日刊上越タイムス 流行通信
横浜を拠点としているMICHIYO INABAは、アナログとハイテクの共存をテーマに、ゲームソフトのコスチュームデザインも手掛けるなど、個性的なアイデアで幅広く活動しています。
そんな作者の2001年のテーマは「ゆらぎ」。近年、活発な技術革命や環境の変化によりアレルギー体質の女性が増えています。生まれながらにアレルギー体質のデザイナー自身が、そんな現代社会にストレスを感じ続ける女性たちをリラックスさせることを念頭に置き、どこかヨガや拳法家といった風情の楽なスタイルを作り上げました。
素材は天然素材のみを使用し、自宅で洗えるシルクを提案。ブランドのコンセプトでもある「リッチな不良」「相対性の魅力」を基本的に、型くずれしにくいデザイン、パターン縫製で軽やかな服を創作しました。
以前のコレクションでは、モデルの金髪や、額、胸、腹に施した金ぱくでどこか仏像をほうふつとさせていましたが今回も白髪まじりの長い黒髪をばさばさと後ろに流し、黄色いまゆげアート、つり目のきついアイメークなど、やはり何かインドの宗教といった感じ。シンプルなデザインが続いた後赤や黒の、着物を思わせる大きなうろこ模様の生地で作られた帯や服が強烈に目を引きました。

