日本繊維新聞

日本繊維新聞CFDと協業売り場
6デザイナーが参加


そごう横浜店

 そごう横浜店は、CFD(東京ファッションデザイナー協議会)と協業し、CFD会員6ブランドを集積した特設売り場を5月10日まで設けている。両者初の取り組みで、次世代のブランドを探す百貨店側とブランドの販路を広げたいCFDの思惑が一致した。そごう横浜店では、今年9月に迎える開業25周年の記念イベントとして、CFD会員を巻き込んだ大々的な催しを予定、新たな潮流が生まれそうだ。

 そごう・西武は、「バイクコンシャスライフ」をテーマに掲げ、イベントを開催する。その一環として、自然を楽しむ“エンジョイ・ナチュラル”をキーワードに、自転車にクローズアップした販促を27日から全国のそごう・西武で行っている。

 その一環でそごう横浜店は、CFDと協業。6ブランドの自転車にまつわる商品を4階の特設売り場で展開している。参加ブランドは、「シンイチロウアラカワ」(デザイナー=荒川眞一郎)、「ミチヨイナバ」(稲葉みちよ)、「ガッツダイナマイトキャバレーズ」(キャバレーアキ&ジャッカルクズ)、「ヒース」(野田源太郎)、「ユウジヤマダ」(山田裕二)、「ケイカ」(山本景化)。中でも、「ガッツダイナマイトキャバレーズ」は、今期間限定のTシャツを販売する。

 期間中には、順次各ブランドのデザイナーが売り場で接客。コーディネート術などを伝授する。

 今回の協業は、日本のデザイナーズブランドが育っていない状況を打破するための一策でもある。十数年前は、百貨店やアパレルが投資し、デザイナーを育てていたが、現在は皆無に近い状態だという。「今、デザイナーを育てることができるのは百貨店ではないだろうか」(佐藤尚弘そごう横浜店婦人服飾一部部長)という思いから、取り組みを決めた。

 今回展開した6ブランドは、百貨店で展開するのは初となる。反応次第では、常設店の開設も視野に入れている。同店では、今後もテーマを設けCFDとの取り組みを継続する予定。また、9月30日に迎える25周年に向け、催事場を使用しCFD会員のブランドを大々的に取り扱う計画もある。